当院では2024年7月8日に最新の血管撮影装置(PHILIPS社製 Azurion7 M20)を導入しました。
より詳細に病変を抽出、被ばく線量低減
肝癌の治療では、コーンビームCT画像の撮影が可能となり、より詳細に病変を描出する事が可能となりました。
放射線被ばくに関しては、被ばく低減フィルタの常時挿入方式やアームと寝台テーブルの位置を記憶する機能(フルシステムAPC)により、以前の装置よりも低い被ばく線量で安全な治療や検査が提供可能となりました。
高精度の大画面モニタと操作性の向上
検査室のモニタは58インチと大画面で、以前より詳細な情報を映し出すことができ、治療や検査に適しています。
加えて、今までは画像を拡大して見たいときには、医師がモニターに近づくしかありませんでしたが、検査室内のTouch Screen moduleを使い、手元のタッチパネル操作で透視画像の拡大などができるようになりました。
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