老年内科
診療科紹介
高齢者で筋力や身体精神活動が低下して虚弱となっている状態のことを「フレイル」と呼ばれています。このフレイルは、衰弱、筋力の低下、活動性の低下、認知機能の低下、精神活動の低下など健康障害を起こし、転倒や入院、施設入所の原因になりやすいことが知られています。
つまり介護の一歩手前の状態であり、フレイルの段階で手を打つことは高齢者の機能を維持するために非常に効果的です。地域で最後まで生き生きと過ごしていただくためにも、フレイルに対し積極的な医療が重要になってきます。
フレイルを早期発見し、運動療法、栄養療法をおこない、原因疾患を治療することで悪化予防をすることができます。
当院では、チーム医療でフレイルを予防し高齢者の健康を支えています。
担当医師紹介
名前 | 木下 正治 院長 外来担当 |
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資格 | ・日本呼吸器学会呼吸器専門医・指導医 ・日本アレルギー学会アレルギー専門医 ・日本内科学会認定内科医 ・日本病院総合診療学会認定病院総合診療医 ・肺がんCT検診認定機構肺がんCT検診認定医 ・日本禁煙学会認定専門医 ・日本老年医学会会員 |
名前 | 嶋田 知生 副院長 療養病棟担当 |
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資格 | ・日本内科学会認定内科医 ・日本呼吸器学会呼吸器専門医 ・日本禁煙学会認定指導医 |
名前 | 米光 純子 アレルギー科部長 療養病棟担当 |
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資格 | ・日本呼吸器学会呼吸器専門医 ・日本内科学会総合内科専門医 ・日本アレルギー学会アレルギー専門医 |
認知症ケアチーム
柳川市の高齢化率は平成27年度30.6%で全国平均よりも早く高齢化が進み、認知症患者が増えています。
当院ではH28年9月 認知症ケアチームを立ち上げました。
メンバーは医師、各病棟の看護師、社会福祉士、理学療法士で構成され、認知症患者が安心して入院生活が送れるように支援することを目的に活動しています。
まず、認知症患者を理解し、アセスメントする能力を養うための勉強会を毎月開催。
そして、アセスメントに基づいたケア計画を立案するために、カンファレンスを実施しています。カンファレンスでは、認知症患者が影響を受けやすい「社会生活」「日常生活」「住生活」の色々な情報を出しあいながら心理・行動の原因を理解し個別に応じたケアにつなげています。これからも、その人の視点や立場に立って理解し住み慣れた地域での生活が送れるように認知症ケアチームとして支援していきます。
受診をご希望される方へ
受診をご希望される方は、まずは総合窓口へお電話いただくようお願いいたします。
代表電話番号
0944-72-3501