医療法人 清和会 長田病院

 

  1. 呼吸器内科

呼吸器内科

診療科紹介

IMG_0042

長田病院は柳川地域唯一の呼吸内科がある入院可能な病院であり、柳川全地域の呼吸器の拠点病院です。よってあらゆる呼吸器疾患の精密検査、治療を行なっています。
常勤の呼吸器内科専門医に加え、久留米大学病院呼吸器内科から非常勤外来医師として多くの先生方に来て頂いています。年間入院患者数は1,000人を超えており、重複もありますが、年間26,000人の患者さんが呼吸器内科外来を受診して頂いています。もし、呼吸器症状でお困り事がありましたら、是非当院にご相談下さい。

担当医師紹介

名前 木下 正治 院長
資格 ・日本呼吸器学会呼吸器専門医・指導医
・日本アレルギー学会アレルギー専門医
・日本内科学会認定内科医
・日本病院総合診療学会認定病院総合診療医
・肺がんCT検診認定機構肺がんCT検診認定医
・日本禁煙学会認定専門医

 

名前 嶋田 知生 副院長、呼吸器内科部長
資格 ・日本内科学会認定内科医
・日本呼吸器学会呼吸器専門医
・日本禁煙学会認定指導医
・肺がんCT検診認定機構肺がんCT検診認定医

 

名前 米光 純子 アレルギー科部長
資格 ・日本呼吸器学会呼吸器専門医
・日本内科学会総合内科専門医
・日本アレルギー学会アレルギー専門医

 

名前 木村 誠二 非常勤
資格

 

名前 渡邊 真之 非常勤
資格 ・日本呼吸器学会呼吸器専門医
・日本内科学会認定内科医

 

名前 髙木 怜子 非常勤

 

専門外来

禁煙外来

今日からあなたも禁煙にチャレンジ!

日時 【初 回】

【2回目以降】

 

月曜日・火曜日・水曜日・金曜日

月曜日・火曜日・水曜日・金曜日

木曜日・土曜日

10:30~11:00

8:30~11:30
13:00~16:30

8:30~11:30

担当医 木下 正治、呼吸器内科担当医

 

※新患は1日2名まで対応いたします。
※要予約にて行っております。
禁煙内服薬を使用して禁煙をサポートしています。どうぞお気軽にご相談下さい。

禁煙サポート病院とは

長田病院は平成21年2月1日に「禁煙サポート病院」を宣言しました。平成14年より禁煙外来や、地域の禁煙推進のお手伝いをしていましたが、新しくロゴマークを創出し、さらに強化した禁煙のサポートを展開しています。
毎年、地域で禁煙に関する講演会やイベントを開催すると共に、病院では禁煙外来を開設しており、ニコチン依存症に対し保険適応となっている禁煙補助薬(内服薬)で約70%(指導終了6ヵ月後の成績)の禁煙率を達成しています。
個人はもとより受動喫煙による健康被害や、環境への悪影響をなくすために皆様のご協力のもと、当院では今後も禁煙サポートに取り組んでまいります。

 

睡眠呼吸センター

当院の睡眠呼吸センターでは、睡眠に関連する呼吸障害の診断、治療あるいは合併症の予防を専門的に診療しています。睡眠中に無呼吸を繰り返す病態のことを睡眠時無呼吸症候群(SAS)といい、わが国では成人男性の約3~7%、女性の約2~5%にみられますが、その大部分は診断を受けていない潜在患者です。いびきなど気になる症状のある方は、検査・診断を受け、早めに治療されることをお勧めします。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは

睡眠時無呼吸症候群(SAS)は睡眠中に無呼吸を繰り返す病態のことで、以下の症状を示します。

・10秒以上の無呼吸が1時間に5回以上出現する
・ひどいいびき
・昼間の睡眠あるいは疲労感
・眠っても爽快にならない
・集中力の欠如

入眠→無呼吸→中途覚醒(本人は気付かない)→呼吸再開→再睡眠 を一晩の間に何回も繰り返すため 深い睡眠が得られず日中傾眠を自覚します。

SASがもたらす影響

SASは中年の男性に多く、肥満、高血圧、糖尿病、高脂血症、喫煙習慣などの危険因子を高率に合併し、 突然死など生命予後に直接影響しうる脳梗塞、心筋梗塞などの関連性もクローズアップされています。 すなわち一種の生活習慣病といえます。また、日中の傾眠のため交通事故、作業事故、作業効率の低下、 性格の変容など社会的・身体的問題を引き起こし、QOL(生活の質)低下を招きます。

 

SASの治療

・食事療法による体重減量
・経鼻的持続陽圧呼吸療法(ネーザルCPAP)
・その他外科的療法、歯科矯正器具など

 

CPAP療法とは

経鼻的持続陽圧呼吸療法(CPAP)とは、就寝中に鼻にマスクをつけ、いびきや無呼吸で気道が狭くなっているところに空気を送り込んで広げ、いびきと無呼吸を抑える治療法です。

 

まずは検査を受けましょう

長田病院・睡眠呼吸センターでは簡易検査と精密検査の終夜睡眠ポリグラフ(PSG)検査を行っています。PSG検査は脳波などを測定しながら睡眠の質や呼吸状態を詳しく調べ、正確な診断が可能です。夕方来院して朝までの1泊入院ですので、気軽に検査を受けられます。
当院で使用する検査機器は小型で軽量なため睡眠を妨げず、無線により連動しコードに繋がれていないため、病室内の移動もできます。
いびきの常習者で日中の眠気がある場合には、SASを疑って一度検査を受けることをお勧めします。

 

持続陽圧呼吸療法装置(CPAP)ご利用者様へ

CPAPご利用者様を対象に相談窓口を設置しております。
平日・土曜日の午前9時より午後5時まで受付けいたします(祝日は除く)。
上記以外でもお受けいたしますので、医事受付けまたは医療相談担当へお申し付けください。 希望日がありましたら電話にてご連絡ください。

現在当院では、メーカー4社のCPAPを取り扱っていますので、ご利用者様により合ったマスクや 機械をお選びいただけます。

例えば・・・

・マスクから空気の漏れがあるようだ
・呼吸が苦しい
・圧が高いと感じる
・機械の調子が悪い
・機械は良いがマスクが合わない、またはその逆
など、些細な事でも構いません。 機械の点検も致しますのでお気軽にご相談ください。

有明 みん眠ネットワーク

睡眠時無呼吸症候群(SAS)は21世紀の「国民病」、あるいは「現代病」とも言われています。しかし、多くの方が見過ごされているのが現状です。これは、SASに関する一般社会の知識不足、診断・治療が行える施設の不足が原因と言われております。 当ネットワークは、有明地区の一人でも多くの方に、適切な診断と治療を受けていただき、活動的な日常生活を取り戻すことを目的としています。
睡眠呼吸障害や睡眠に対する悩みを抱えている患者さんに対し、かかりつけ医の先生方と、専門の検査や相談ができる病院が互いに連携し、適切かつスムーズな検査・治療の提供を行う取り組みです。
睡眠に関する悩みをかかりつけ医に相談し、かかりつけ医が専門的な治療が必要だと判断すると、長田病院を紹介していただきます。治療が安定したら、かかりつけ医で治療を受けることもできます。診療内容は専門医、かかりつけ医との間で情報共有しますので、患者さんの都合に合わせてスムーズに治療を受けることができます。

 

しーぱっぷ通信